≪アズマ・メールマガジン 21号≫
JIAM 2016OSAKA (国際アパレル&繊維産業見本市)が
去る 2016年 4月6日(水)〜9日(土)の4日間、
インテックス大阪にて開催されました。
今回のJIAMは、デジタル化、自動化が革命的に進化した
縫製業界の転換期と言われるほどのミシン、機器が展示されていました。
生地の段差を押さえ棒センサー感知し、送りピッチを大きくする、スピードを下げる。
生地・ミシン糸にあった最適なテンション値を記録し、同じ素材や、
他のミシンでそのデータと同じ調整を再現できる。
運針数、縫い目の長さのデータからミシン調整を変えることができます。
カメラ画像から刺繍データをつくることもできます。
ロボットアームの先にミシンヘッドがついて、ミシンがシートなどの形にあわせて
動く(縫って)います。今まではミシンが固定で生地を動かして縫っていたものの逆の動きです。
JIAMセミナー IoTや、industry 4.0 で講演されていましたが、
いろいろなデータを寄り合って組み立てれば、
今まで考えてもできなかったことが、あらたにできる可能性、発展できるものと
受け止めてきました。
ミシン糸をはじめ各種資材の持てる数値を出し合いながら、業界貢献に
つとめて参ります。
4日間合計で、約15,000名の方が来場されました。
多くの方が同じように感じられたかと思います。
※海外の方が予想より多く、正直びっくりしました。
JIAM主催者特別企画セミナーの”接着・溶着技術の活用を提案”の資材を
弊社で提供させて頂きました。
その接着資材をご紹介いたします。
【展示品】
1.簡単スワロフスキー接着器
『イージークリスタル』
使用方法【YouTube】
参考動画URL
https://www.youtube.com/embed/ibQXu0ta73w
https://www.youtube.com/embed/BpCsEqFSNHQ
2.布用接着剤
『コニシ 裁ほう上手』
バッグ製作 PV動画
参考サイトURL
http://www.bond.co.jp/bond/special/saihou/
3.両面接着テープ
『バイリーン EF-15 』
接着条件等詳細はこちらから
↓
http://www.vilene.co.jp/kensaku/v00009.html
終日、海外を始め多くの方々がお立ち寄り頂き、
あらたな可能性を知っていただけたかと思います。
展示会終了後も海外向け含め、商談を頂いております。
前後いたしますが、
セミナー講師をあらためてご紹介させて頂きます。
4月7日(木)11:00〜12:00に行われた同セミナー講師でいらっしゃます
日本モデリスト協会 特任委員 稲荷田 征氏は、数々の功績を湛えられ
昨年11月に厚生労働大臣より「卓越した技能者(現代の名工)」として
表彰されました。
”現代の名工”が伝授する新しい服作り-接着・溶着技術の活用を提案-は、
ミシン糸を使用せずに子供でも簡単に衣服が作れること、
ミシンを使わないことによる製造方法の従来では考えられない可能性を
大会唯一の実演セミナーとして 240名の方が見入っておりました。
なお、補足させて頂きますが、
ミシン糸を使わない資材、加工方法を研究することにより、
弊社の主力商品であるミシン糸を別の角度からみることができます。
ミシン糸の研究開発もあわせてすすめておりますので、
キンバミシン糸を引き続きご愛顧くださいますようお願い申し上げます。
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アズマ株式会社
生産課 物流課 縫製研究室
鵜木 隆嘉
Tel 03-3865-4861 Fax 03-3865-8743